Projects

産業応用に向けた画像処理による外観検査技術

本研究は、予め登録したテンプレート画像と、撮影した入力画像とのパターンマッチングを行って、入力画像内のターゲットの位置および姿勢を高速・高精度かつロバストに推定することを目的としています(図1)。パターンマッチングは、半導体や自動車部品の外観検査や、文字読み取り等に使われており、工業用画像処理の基本技術となっています。

パターンマッチングは古くから数多くの研究がなされていますが、本研究室では主成分分析を応用した新しいパターンマッチング法である固有テンプレート法をこれまで提案してきました。本手法は従来の正規化相関法と同じ精度で、より少ない計算量でパターンマッチングが可能な手法です。さらに、固有テンプレート法を改良した形状固有テンプレート法も提案しており、ターゲットの隠れや欠損に強いパターンマッチング法を提案しています。

本研究では、これらのアルゴリズムを実産業で応用すべく、アルゴリズムおよびハードウェアからの高速化アプローチや、実環境での評価実験を行っていく予定です。

Atacched File
図1.パターンマッチング概要

Atacched File
図2.固有テンプレート